インプラントというのは
インプラント (implant) とは、 「植え付ける。植え込む」という意味の言 葉で、医学用語としては、 「移植する。埋め込む」または、 「移植された組織 ・人工物」全般を指す言葉です。
歯科においてインプラントといえば、一般には、顎の骨に直接埋め込んだ 人工物に歯や入れ歯の支えをさせる治療を指し、 より正確には、 「歯の、歯科の」を意味するデンタル(dental)を前に付けて、デンタルインプラント といいます。
また日本語で、人工歯根と呼ばれることもあり、 これもインプラントのこ とを指します。
インプラント治療により、虫歯や歯周病などによって抜けてしまった歯の 外観と機能を、他の歯に負担させることなしに回復することができるように なりました。
第2の永久歯といわれることもある
インプラントは、治療期間中、および治療がすべて終了した後も、定期的 にメンテナンスを行うなど、 きちんとした手入れをすれば、治療効果を長期 に持続することが可能です。
インプラントの臨床成功率は、世界中さまざまな施設から報告されてお り、 90%以上のインプラントが10年以上機能するとされています。 現在、臨床で使用されているインプラントは、研究が進み、 インプラント の形状や表面処理法などの改良が進み、 より早く確実なオッセオインテグレ ーションが起こるといわれています。
ちなみに、ブローネマルク教授によって最初に治療を受けた患者さんのイ ンプラントは、術後40年近く経っても問題なく機能していることが報告され ています。
10年間で90%以上というインプラントの成功率は、人工関節、人工臓器と いった他の人工の器官の成功率と比較して驚異的に高い数字です。 失ってしまった歯が完全に再生されるわけではありませんが、その安全性 や安定性、周りの歯や組織に負担をかけないという点、天然歯と同じように 機能できるという点から、第2の永久歯といわれることもあるようです。