歯医者の訪問診療について
こんにちは、東成区のともファミリー歯科です。突然ですが、自宅でも歯科医院の診療を受けることができるということはご存じでしょうか? お医者さんに自宅や施設に直接来てもらって定期的に体調を診てもらったり、体調が急変した時に診てもらったりするように歯科医院でも同じサービスがあります。今回は、ともファミリー歯科が行っている「訪問診療」をご紹介します。
訪問診療が対象となる人
訪問診療は希望するすべての人が受けられるわけではありません。訪問診療を行う歯科医院から半径16キロ以内で、
- 高齢により身体が不自由
- 疾患や障がいにより身体が不自由
- 寝たきりな状態により歯科通院が難しい
このような通院することが困難な方が対象となります。一人で通院することはできるが自分で行くのが面倒という理由や、訪問診療を受ける歯科医院以外にも複数の歯科医院に通院している場合は訪問診療を受けることができません。
「訪問診療」と「往診」は同じではない
往診という言葉は聞いたことがありませんか?患者さんの自宅や施設を訪れて診療するということは同じですが、目的は全く違います。この二つの言葉はどう違うのでしょうか。往診とは、通院することが難しい患者さんの要請を受けてその都度診療を行うことです。
例えば、患者さんから「入れ歯が壊れてしまって使えない」と連絡がきて「お昼ごろに伺います」と自宅や施設を訪問して入れ歯の修理をする。これは患者さんから連絡がきてから入れ歯の修理に対応しているので、「往診」と言えます。訪問診療は、通院することが難しい患者さんと計画を立てて診療を行うことです。
例えば、患者さんとケアマネージャーと歯科医院で「毎週〇曜日に午前11時から1時間訪問する」というケアプラン、計画的で定期的であるので「訪問診療」と言えます。
ともファミリー歯科では、患者さんやご家族から主訴や治療の希望を伺い、患者さん自身のお口の将来的な希望に沿った診療計画をたてます。また、希望だけではなく病歴や病状なども伺い、その後ケアマネージャーの方とスケジュールを調整して訪問診療を行います。訪問診療当日は、ご自宅や施設で普段過ごすようにお待ちください。寝たきりの状態や車いすでも大丈夫です。当院スタッフが患者さんの状態に合わせて道具を持ち込み、診療いたします。
今回は、当院の訪問診療についてご紹介しました。次回は、訪問診療のメリット・デメリットや通院が難しい状態こその訪問診療の重要性についてご説明します。
通院することは難しいが、歯について悩みがある・定期的に掃除をしたいとのことでしたら、東成区にありますともファミリー歯科に一度ご相談ください。