顎の骨に、インプラント体(フィクスチャー) を十分に包み込むだけの幅と高さがあることが望まれます。
インプラントする部分以外の歯や歯ぐきの状態が健康である か、しっかりと治療されて管理された状態である(またはその予定であること)ことも重要です。

インプラント治療が適した人というのは
①顎の骨にインプラント体を十分に包み込むだけの幅と高さがある人

インプラント治療は顎の骨にインプラント体(フイクスチャー)を埋め込んで歯の支えとする方法ですから、顎の骨に、インプラント体(フイクスチヤ ー)を十分に包み込むだけの幅と高さがあることが望まれます。 顎の骨は、人それぞれ生まれ持った形が違いますし、どのようにして歯を 失ったか、歯を失ってからどのくらいの期間が経過しているかによっても残される顎の骨の量は影響を受けます。
例えば、重症の歯周病で歯を失ったような場合には、同時に顎の骨が広範 囲に痩せてしまっていることがあります。
顎の骨に十分な幅と高さのある人は、 インプラント治療に適した人といえ ます。
逆に、顎の骨の幅と高さが十分でなく、やせてしまっている人はインプラ ント治療に不向きな人といえます。

②糖尿病などの治癒力に影響を与える病気がなく健康である人

患者さん自身の体の治癒力を利用した治療法ですの で、糖尿病などの治癒力に影響を与える病気がなく、なるべく健康であるこ とが望ましいことはいうまでもありません。
また、インプラントする部分以外の歯や歯く、きの状態が健康であるか、しっ かりと治療されて管理された状態である (またはその予定であること)ことも重要です。
口の中の清掃状況が悪く、歯周病が進行している状態でインプラントをした場合、せっかく入れたインプラントが歯周病細菌の影響を受けてだめになってしまう可能性が増えますし、 さらに他の部分の歯も失って、すぐにイ ンプラントを追加することになってしまうこともあります。
治療の計画は、必ず口の中全体の状態を踏まえた上で決定される必要があ ります。


③最低でも半年に1度程度は簡単なメンテナンスに通院が可能な人

最低でも半年に1度程度は簡単なメンテナンスに通院が可能で、指示された毎日の簡単な清掃をしっかりと行っていただけることも、インプラントを治療後も快適にお使いいただくためには重要なことですので、 メンテナン スを続けられる方も、インプラント治療に適しているといえます。