歯がすべてない方の治療法は、大きく分けて、 4本から8本 程度のインプラントをかぶせる歯でつなげてブリッジにするもの(原則取り外しなし) と、インプラントを入れ歯を安定させるための士台として用いるものがあります(取り外しあり)。

インプラント治療が有効
虫歯や歯周病によって歯をすべて失ってしまったが、入れ歯が合わない、 取り外しが面倒でいやだ、 よく咬めるようになって美味しいものを美味しく 食べたいなど問題を抱えている方は非常に多くおられます。
これらの問題を改善するにあたりインプラント治療は大変有効な手段です。
歯がすべてない方の治療法は、大きく分けて、 4本から8本程度のインプ ラントをかぶせる歯でつなげてブリッジにするもの(原則取り外しなし)と、 インプラントを入れ歯を安定させるための士台として用いるもの(取り外しあり)に分けられます。
ここでは後者の入れ歯の土台としてインプラントを用いる治療法を説明い たします
この治療法は、外からの見た目は通常の総入れ歯とあまり変わりません。 部分入れ歯をお使いになったことがあり、徐々に歯を抜かれて総入れ歯にな られた方はイメージしやすいと思いますが、同じ入れ歯でも、入れ歯を支え るための歯が多ければ入れ歯の大きさは小さく、安定も良好であったかと思います。

①入れ歯の取り外しをすること自体にはあまり抵抗はないが、入れ歯が安定しにくい。
②顎の骨が痩せているといわれる。
③見た目よりも機能の改善(入れ歯の安定、よりよく咬める)を、費用も期間もなるべく最小限ですませたい。
④上顎の真ん中(口蓋)や下顎の内側(下顎隆起)などがはっていて、入れ歯があたって痛くなりやすい、 なるべく小さな入れ歯をつくりたい。

インプラントを用いて入れ歯を支える士台を増やす
このようにインプラントを用いて入れ歯を支える土台を増やしてあげるこ とで、 より安定のよい入れ歯をつくることができます。
インプラントは、天然の歯に比べ横揺れの力に弱いといわれていますの で、歯をつくって金属のバネをかけるのではなく、背の低い土台をつくり棒 でつなげたり磁石を併用したりして入れ歯を下から支えます。
また、入れるインプラントの数は2本から4本位が一般的ですから、治療費や手術による侵襲も抑えられます。骨の量が不足していて入れられるインプラントの本数に制限があるときにも有用です。
治療にあたっては、入れ歯のどの位置にインプラントを入れられるか、 また入れると効果的であるかを診断します。入れ歯にレントゲンに反映される ような細工をしたり、ステントと呼ばれる装置を作成した後、CTをとります。
CTを参考に、治療計画をたて手術を行います。

事前に説明を受け納得してから治療を始めること
インプラントが骨としっかりくっつくまでの間は、 インプラントは土台として用いずになるべく力をかけないようにするために、一時的に入れ歯を多少緩くすることがありますので、一時的に不自由に感じる期間ができること もあります。
かかりつけ医に事前に説明を受け納得されてから治療を始めることをおすすめします。