インプラントとブリッジ|どちらの治療を選ぶべき?
皆さんは抜歯後の選択肢として、インプラントとブリッジのどちらの治療を選ぶべきか、お悩みではありませんか?
今回は、インプラントとブリッジの違いやメリット、デメリットについて解説していきます。
ブリッジについて
ブリッジとは、欠損歯の代わりとなる人口の歯を、両隣の歯を土台として支える形で作ったものです。
メリット
- 自分の歯とほとんど同じような感覚で噛むことができる
- 入れ歯と比較した場合、固定式なので違和感が少ない
- 保険範囲内で治療で行うことができるため費用を抑えられる
- 治療期間が短い
- 手術が必要ない
このようなものが挙げられます。
デメリット
- 周りの歯を削る必要があるため、健康な歯を利用するケースがある
- 審美性に欠ける
- 破損すると修理は応急的になる
- 虫歯や歯周病のリスクが高まる
このようなものが挙げられます。
インプラント治療について
インプラントとは、歯を失った顎の骨にチタンでできた歯根の代わりのものを埋め込み、それを土台に人工歯を取り付ける治療です。
メリット
- 顎の骨に直接埋め込むため自分の歯と同じような感覚で噛むことができる
- 耐久性が強い
- 審美性に優れている
- 健康な歯への影響を与えない
- 骨が痩せるのを防ぐことができる
このようなものが挙げられます。
デメリット
- 治療費が高額である
- 治療期間が長い
- 手術が必要になる
- 治療後に定期的なメンテナンスが必要になる
- 顎の骨が充分になければ治療できない
- 体にかかる負担が大きい
このようなものが挙げられます。
インプラントとブリッジの違いとは?
それぞれにメリットとデメリットがある中で、違いを表にしてまとめました。
インプラント | ブリッジ | |
費用 | 自費治療(1本30〜50万円) | 保険治療(1万円前後) |
治療期間 | 4〜6ヶ月 | 3ヶ月 |
耐久性 | 10〜15年 | 7〜8年 |
審美性 | 天然歯とほとんど変わらない見た目 | 金属部分や着色が目立つ傾向がある |
健康な歯への影響 | 健康な歯への影響がなく顎の骨が痩せていくのを防ぐことができる | 隣の健康な歯を削る必要があり、歯が抜けた部分の骨が痩せていくことを防ぐことはできない |
最後に
患者様それぞれのご要望や状態によって、必要または可能な治療は異なります。そのため、当院では患者様のニーズに沿ったご案内ができるよう、検査を行いカウンセラーとお話していただきます。
また、お口の中のいい状態を保つためには、定期的なメンテナンスが必要です。メンテナンスのご希望も受け付けておりますので、もしお口のことで悩みごとがありましたらお気軽にご相談くださいませ。