インプラントと全身疾患

糖尿病、リウマチ、心臓病(心筋梗塞、狭心症、不整脈)、 高血圧症、出血性素因(血が止まりにくい)、腎疾患、肝疾患、ぜんそくなどの呼吸器系疾患、 といった全身性の疾患をお持ちの患者さんも、インプラントの治療ができないとは限りません。

全身性疾患のある人でもインブラント治療はできることも糖尿病、 リウマチ、心臓病(心筋梗塞、狭心症、不整脈)、高血圧症、出血性素因(血が止まりにくい)、腎疾患、肝疾患、ぜんそくなどの呼吸器系疾患、といった全身性の疾患をお持ちの患者さんも、インプラントの治療ができないとは限りません。

ただし、インプラント治療に影響を与える可能性と、逆にインプラント治療が全身疾患に悪影響を与える可能性があり、場合によっては主治医と連絡をとってインプラント治療を行ってよいか、行ううえでの注意点を確認して、治療を進める必要があります。

糖尿病でも定期的な通院により状態が安定していれば手術可能です。糖尿病では、定期的な通院・治療により状態が安定していれば、手術は行うことは可能です。

ただし、糖尿病の患者さんは感染しやすいので、特に手術後の感染に注意して行います。糖尿病のコントロールがうまく行われていない患者さんでは、主治医の先生の意見を参考にして手術時期を判断することになります。

血液の流れを良くする薬をお飲みの方も主治医と相談して、血液の流れを良くする薬(バイアスピリン・ワーファリン等)をお飲みの患者さんも主治医と相談して、インプラント手術を行うかどうか、どのような時期に行うか、薬を休むかどうかを決定します。

決して内服薬を相談なしに勝手に止めてしまってはいけません。

ステロイドや免疫抑制剤をお飲みの患者さんも、感染のリスクが高まりますので、その疾患の主治医とインプラントを行う歯科医がよく相談して、手術後の感染に注意して治療を行う必要があります。

高齢であること自体は、インプラント治療の妨げにはなりません。 ただし、高齢であれば、上記のような全身疾患をお持ちであるリスクが高くなりますから、手術前に全身的な健康状態をしっかりと確認することが重要です。