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大阪市東成区の緑橋のともファミリー歯科です。予防歯科を中心に考え、ホワイトニングも取り入れております。

あなたは歯科受診適齢期?

あなたは歯科受診適齢期?

以下にお示しする年齢は歯科受診の適齢期とされている年齢となります。ご自分の年齢だけでなく、ご家族で当てはまる項目やそれ以外の項目もぜひご覧になってください。

マイナス1歳

0歳から1歳

1歳から2歳

2歳から3歳

4歳から5歳

6歳から9歳

10歳から14歳

20歳から30歳

30歳から40歳

40歳から50歳

60歳以降

マイナス1歳

いきなりマイナスと聞いて不思議に思われたかも知れませんが、実は出産前のお母さんに対しての歯科治療です。最近ではマタニティ歯科などと呼ばれる場合もあります。
近年の研究で歯周病と早産に関するリスクが非常に強く、母子手帳などにも記載されている自治体が増えてきています。ゆえに妊娠を望まれておられるカップルの方には、ぜひ妊娠前の歯科への受診、歯科治療がおすすめです。お母様になられる女性だけでなく、お父様になられる男性もご一緒に検診、治療をしてください。歯周病は感染する病気ですのでお母様だけがきれいにされていても、パートナーからの再感染やお子様への感染はすぐに起こってしまいます。
妊娠中は免疫力が低下しますので、今まで痛みがなかった親知らずの周りの歯ぐきが痛くなったり、若いときに根の治療をした歯が痛くなる妊婦の患者様が結構いらっしゃいます。その際にお薬を飲んでいただいたり、レントゲンを撮る事を躊躇してしまうことがよくあります。
できれば妊娠前に受診いただければ、必要な処置の計画を安全に立案できます。なによりもご自身や産まれてくるお子さまのためにも、安心して治療を受けていただけるのではないでしょうか。

また妊娠後に歯が痛くなったり、歯ぐきが腫れた場合にも早めの受診をおすすめします。その際には必ず妊娠しているということ、妊娠して何ヶ月であるということを申し出てください。今のお母様の状態にあった治療を一緒に考えていきましょう。
具体的には妊娠安定期とされる5ヶ月から8ヶ月の間に処置をすることが一般的ですが、お口の中の状態によっては時間がかかってしまう処置が多いと妊娠後期や周産期に差し掛かってしまう恐れもありますので、出産を迎えて忙しいとは思いますが、早めの受診がおすすめです。

0歳から1歳

産まれてすぐの赤ちゃんには歯が1本も生えていません。そこから歯が生えてくるまでの間は母乳やミルクが栄養摂取の中心です。一般的には母乳は哺乳瓶に比べて吸い出すのに力を必要とするため、母乳を吸い出す行動を繰り返す方がお口の周りの筋肉をしっかり使うとされています。お口まわりの成長発育にとっては望ましいことと考えられています。
6ヶ月ぐらいから離乳食を始められるご家庭が多くあります。食事を噛んで食べる、飲み込む、これらは誰でも同じように行っていると思われていますが、お子様によって正常とは異なった癖がついてしまっているお子さまもいらっしゃいます。そのような不良な癖を早期に排除することでより良いお口まわりの成長発育が獲得でき、整った顔立ちになっていくことが期待できます。
当院ではそのような機能訓練についても指導を行い、不良な癖がよくない噛み合わせにつながらないよう努めております。

1歳から2歳

平均的な歯の萌出の仕方として8ヶ月ぐらいに下あごの真ん中から歯が生えてきます。それを機に1歳7ヶ月ぐらいまで徐々に上下あわせて16本歯が生えてきます。この時期から間食などに甘いものを口にする機会が増えてしまいます。甘いものがお口の中に残ったままになっていたせいで、虫歯になることはよく知られていると思います。しかし、お砂糖を使った甘い食べ物や炭水化物がたくさん含まれているスナック菓子には虫歯以外に体に悪い影響を与えることが近年報告されるようになってきました。
いくら歯をみがいていても、体全体にとって影響を及ぼすお砂糖や炭水化物の多量な摂取は歯にも悪い影響を及ぼします。間食をとることは栄養摂取の面からも必要なことですが、どのような食べ物をどのようなタイミングでとることがよいのか「食育」についてのお話もさせていただきます。
歯みがきもこのころから行っていくことが大事な習慣となりますので、ご家庭でのブラッシング法や適切な歯みがきペースト、フッ素などについてもお話させていただきます。

2歳から3歳

この時期に最後の乳歯が生えてきます。この乳歯は溝が深く虫歯になりやすい歯です。また、歯と歯の隣り合った部分から虫歯になる隣接面う蝕も発生してくるようになります。大人だけでなく子供にもフロスの使用が望ましいとされており、お子様用のフロスの紹介と使用法についてお話させていただきます。
既にこの時期から歯医者に来て虫歯予防をする習慣のついている子は、来院経験を重ねるたびにどんどん落ち着いてチェアに座れるようになってきます。子供の間にひどい虫歯になってしまい、大人になっても歯科治療を受けること自体が難しくなってしまう患者様もいらっしゃいます。
できるだけ予防を目的とした歯科医院への受診を習慣にすることで、自分の歯の健康に対する意識を変えていきましょう。

 

4歳から5歳

この時期からは当院では一人で治療用のチェアまで行き、治療を受ける母子分離のスタイルで治療を行っております。お子さまを一人にされることを不安に思われるお父さまお母さまもいらっしゃるかと思いますが、保護者の方がそばにいることで甘えてしまい治療がスムーズに進まず、結果虫歯がひどくなることも珍しくありません。
治療方針や今日の治療内容は必ず保護者の方に説明させていただきますので、一人で治療をがんばってきたことをほめてあげてください。お子さまは思っておられるよりがんばって治療を受けてこれますよ。
受け口のお子さまの矯正についてはこの時期からスタートすることがあります。通常の噛み合わせは上の前歯が外側に、下の前歯が内側にかみこむのですが乳歯が生えてくるときに上下反対に生えているケースがあります。これも正常ではない癖、特に舌の癖によるものが大きいため、舌のトレーニングを早期に始めることが受け口の歯並びの治療で重要になります。
矯正治療についてはまずは年齢や生えている状態をしっかり把握する必要があるため、受診後、治療法や期間、料金について説明させていただきます。

6歳から9歳

早いお子さまであれば5歳の後半から永久歯への生えかわりが始まります。まず乳歯の生えている後ろ側から6歳臼歯と言われる永久歯、および下の真ん中前歯の乳歯が抜けて永久歯が生えてきます。
実は乳歯がそろってから、生えかわりまでの間に前の歯と歯の間に隙間ができてくる状態が正常なあごの骨の成長した結果です。6歳ぐらいの生えかわり始めの時期でも前の歯が隙間なくはえている、もしくは既にその時点で乳歯の前歯がガタガタした感じがある場合には大人になってもその前歯の歯並びがガタガタした状態であり続ける可能性が高いと考えられます。
前歯の生えかわりが始まったら、虫歯がなくても一度受診されることをおすすめします。
通常であれば生えてくるはずの大人の歯がない「永久歯の先天欠如」のケースが昔に比べて増えてきています。あごのレントゲンを撮ることで将来永久歯となるの歯のタマゴがあるかを確認し、現時点で予想される歯ならびの異常について是非検診していただくことが良いとおもわれます。

10歳から14歳

この時期に残りの乳歯が生え変わってきます。また永久歯として最初の段階で生えてきた6歳臼歯の後ろに最後の大人の歯が生えてきます。この時期まで普通に歯が並んでいると思っていても最後に生えてくる犬歯が歯の列の外側から、小臼歯が歯の列の内側から生えてきてガタガタになることもあります。
通常1本の乳歯が抜けて、永久歯が1本生えてくる生えかわりが起こります。あごの成長が十分ではなくあごが小さめの顔立ちであるもしくは、通常より永久歯のサイズが大きい場合に1本の永久歯が生えるのに2本乳歯が抜けたスペースに生えてくるため、最後の永久歯が歯の列より外れて生えてきてしまうためです。歯の抜けかわりがスムーズに進んでいるのか、永久歯の生え変わりに乳歯が邪魔になっていないのかを点検し、処置していくことも小児歯科の大きなポイントになります。
女の子であれば第二次成長期も終盤に差し掛かり、下あごの成長も終わりを迎えます。顔立ちで気になることがある場合は一度ご相談ください。
また2017年度時点で大阪市では、中学卒業後の医療費補助がなくなりますので、虫歯治療がたくさんある場合には窓口負担金が多くなることがあります。中学生の間も検診を行い、大人になって虫歯で困らないように検診を習慣付けましょう。

20歳から30歳

歯ブラシ習慣がおろそかになり、歯科医院への定期健診の習慣がない方は、大きな虫歯を放置したままになってしまう方がいらっしゃいます。レントゲンを撮れば分かるのですが、天然の歯には歯の中に歯髄と呼ばれる神経や血管が通った大事な組織が入っています。この付近にまで及ぶ深い虫歯になってしまっていた場合は痛みが出ないように「抜髄」とよばれる神経や血管を取り除く処置を行います。
この処置は前述のように痛みが出ないようにする処置であって、歯にとっては大事な組織を取り除いてしまうことになり歯の寿命が縮む処置であるとされています。
当院では患者さまの歯の寿命を考え、大きな虫歯に対しても「ドックベストセメント」というお薬を使った処置を行うことで抜髄の可能性を減らす処置をお勧めしております。
クリーニング後のホワイトニングについても「ポリリン酸ホワイトニング」という従来のホワイトニングとはコンセプトの異なったホワイトニングを取り入れております。このホワイトニングは従来型であったような施術後痛みや、直後に食事などが行えないなどの煩わしさは皆無となっており、手軽に受けていただけるホワイトニングとなっています。加えてポリリン酸を歯の表面から取り入れることにより歯質を強化できる効果も期待できます。ぜひクリーニングやメンテナンス後に健康的できれいな歯を保つためにホワイトニングを受けていただきたいと思います。

30歳から40歳

お口の中にたくさんの金属が使われている治療が施されていらっしゃる方が少なくありません。歯科用に使われている金属は「金パラ(金銀パラジウム合金)」という金属であり、その主成分は銀の合金です。この金属が直ちに体に影響を及ぼすことは言われていませんが、金属という分子の大きさが極めて小さい物質が唾液にイオンの形で溶け出し、体に影響を及ぼすことは容易に想像できます。
当院では「審美歯科」という項目は設けておりませんが、歯科の治療に対して審美的に注意することは当然のことであると考えているからです。その上で体に優しいことを大事に考えておられる方、口元の自然な白さを大事に考えておられる方には保険外の治療としてセラミックを用いた修復治療を中心にご提案させていただいております。

40歳から50歳

昔に比べて歯ぐきが下がってきたのが分かる、つまようじで歯と歯の隙間をほじるのはおじさんのすることだと思っていたけど自分もそうなってきた方いらっしゃいませんか?それはもしかしたら歯周病によるものかもしれません。歯と歯ぐきの隙間を「歯周ポケット」と呼び、その付近に歯周病の菌が繁殖し、歯ぐきや歯を支える骨に影響を及ぼすのが歯周病です。早い方だと20歳代後半から歯周病が進行していきます。40歳以降は今まで自覚症状がなかった人が、体力や免疫力の低下とともに一気に病状が進行していく「お口の曲がり角年齢」になります。歯周病はなかなか自覚症状も乏しく、歯科医院で指摘されてはじめてそうかもしれないと思うぐらいの症状です。ところが歯を失う原因としては、虫歯と同じ程度に深刻です。
これまでにも歯科医院で「歯周病ですね」といわれた方もいらっしゃるかと思いますが、実際に歯周病菌を見られたことはありますか?ご覧になられたことのない方は是非顕微鏡での検査を受けてみてください。その時点で歯周病菌の感染が確認できた場合には「お薬を用いた除菌治療」をお勧めいたします。

60歳以降

今ご使用の入れ歯はいつ作ったものですか?自分の歯が抜けたのを放置して、入れ歯の人工歯と自分の歯の抜けた本数が合わなくなっていませんか?不適切な状態で使用していると、残ってる自分の歯に無理な負担がかかり、歯の喪失の原因になる可能性があります。部分入れ歯や総入れ歯になったから、自分の歯や入れ歯のお手入れが不要になったわけではありません。残った歯にはより力がかかったり、歯周病が進行しやすい状態になっている可能性もありますので、積極的に歯科医院を受診をして歯がなくならないように予防に取り組みましょう。
また以前に比べてベッドや布団の上で過ごされるようになったご家族の方はいらっしゃいませんか?体の筋肉の衰えとともに、お口の周りの筋肉も衰えやすいことが報告されてきています。また歯科医院への受診が面倒になり、長期放置されておられるお年寄りの方も少なくありません。誤嚥性肺炎を起こしやすくなる体力の低下した状態になる前に今の体力を維持できる期間を少しでも長くする取り組みを行いましょう。
また胃ろうなどの経管栄養になられてご自宅で介護されているご家庭もあるかと思いますが、お口から食事をしていないから誤嚥性肺炎を起こさない訳ではありません。ご自宅での口腔ケアや早期の歯や入れ歯の処置が必要なケースもあります。自宅や施設で介護されておられて、長期歯科に受診されておられない方がいらっしゃいましたら、ご家族の方からのご相談を受けさせていただきます。

 

以上、長いコラムになりましたが歯科医院との付き合いでどの年代でもこなくて大丈夫と言う年齢はありません。今までのように虫歯の検診だけでなく、生え変わりや歯周病の全身へ与える影響などさまざまな観点から歯科医院からの情報受信の機会としてのメンテナンスをしていただければと思います。